KST株式会社

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金属表面処理

小物量産品から3m角の大型・8m長尺部品などの
超大型部品まで対応可能です

当社は無電解ニッケルめっき主力とした、
各種金属表面処理を取り扱っております

製品/機器紹介

製品

  • 無電解ニッケル
  • 硬質無電解ニッケル
  • ベーキング熱処理(小型製品400℃まで)
  • その他

保有分析器

  • ICP発光分光分析装置
  • 走査型電子顕微鏡
  • EDX
  • マイクロビッカース硬度計
  • 表面粗さ計
  • その他分析器具一式

超硬質めっきの開発

めっき皮膜は、基本的な耐食性や装飾などといった用途から始まり、現在では撥水性や燃料電池用途などその機能は多岐にわたり様々な分野で活用されています。しかし技術の進歩に合わせるためには、それぞれの現状スペックを見直しつづけなければなりません。現在弊社では、機能性のなかでも硬度、耐摩耗性に代表されるトライボロジーの更なる向上に重点を置いた皮膜の研究開発に取り組んでいます。

ナノ粒子を用いた複合めっき

トライボロジーや切削用途においてSiCやアルミナ、ダイヤモンドを用いた複合めっきは以前より実用化されていますが、弊社では新たにそれぞれのナノ粒子を用いためっきの開発に取り組んでいます。ミクロン以上の大きい粒子を用いた場合、共析率は上がりやすく硬度が増す反面、面粗度は粗くなります。面粗度が粗くなるということは耐摩耗性の低下を意味します。逆に細かい粒子を使用した場合、面粗度はよくなりますが共析率は上がりづらく、結果として耐摩耗性は低下してしまいます。

熱処理について

既存技術においても皮膜硬度1000HVを超えることは可能ですが、そのためには300℃~400℃の熱処理が不可欠であり、熱処理レスの場合の皮膜硬度は700HV前後となってしまいます。しかし、材質や製品の精度や形状によって熱処理が不可能な場合も多々あり、また環境の面からも熱処理レスで1000HVを超える皮膜に対する要望が高まっています。
トライボロジー向上のためには、なるべく細かい粒子をいかにたくさん共析させるかが重要であり、熱処理レスで1000HVを超えることを現在の目標として研究を進めています。

環境保全への取り組み

KST株式会社は、環境問題の重要性を認識し、企業として環境保全に取り組む事は社会的使命であると共に、そのためには具体的な行動を起こさなければならないと考えます。よって次に示す行動指針により、環境保全へのたゆまぬ努力を全社一丸で取組み、推進していきます。

環境行動指針

  1. 電力・燃料の効率化に努め、二酸化炭素排出量を削減いたします
  2. 3R(減量、再使用、再生利用)に努め、産業廃棄物を削減いたします
  3. 節水、効率化に努め、総排水量を削減いたします
  4. 地域住民の皆様との環境コミュニケーションに積極的に取り組みます
  5. 環境関連法規制や当社が約束したことを順守いたします
  6. 環境への取り組みを環境レポートとして取りまとめ、公表いたします

環境経営目標・実績等

下記より弊社のエコアクション21環境経営レポートをご覧いただけます。